モルタル吹付工や法枠工だけでは法面が安定しない場合、削岩ロッド等で所定の深さまで削孔し、土中に鋼材（ロッド等）を挿入打設し、土と補強材の相互作用によって表土の滑りを抑止します。

過去に施工した鋼材の諸元が不明な時や、何らかの原因で鋼材が切れて短くなっていると疑われる時など、衝撃弾性波法を用いて鋼材の健全性調査を行っています。

また、グラウンドアンカーの維持管理のため、リフトオフ試験を行って、補強材に作用している緊張力の測定を行います。また、新設のロックボルトにおいて、定着効果を確認するために、引抜試験を行っています。